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私たちのビジョン

 

 

常に情報過多で刺激に満ちた現代社会で、私たちは「プレリュード(序曲)」が持つ力を信じています。それは、次に起こることへ心と五感を準備させる、美しく、意図的な静けさの瞬間です。

プレリュード・ティー・カンパニーのビジョンは、まさにそんな瞬間を作り出すこと。私たちは単にお茶を仕入れているわけではありません。五感を刺激するような体験を「デザイン」しているのです。厳選された生産者から、直接仕入れたお茶の繊細な風味と、音楽が持つ感情の深さを組み合わせることで、私たちは繋がりが生まれる空間を作りたいと考えています。お茶との繋がり、音楽との繋がり、そして何よりご自身との繋がりです。私たちは、古くから伝わるお茶の伝統と、芸術性や本物を重んじる現代のグローバルなコミュニティとを繋ぐ架け橋になりたいと願っています。

 

 

私たちの物語

 

 

プレリュード・ティー・カンパニーの物語は、まさに二つの世界が出会う物語です。

13年間、私はプロのピアニスト、そして歌手として、ロンドンのザ・サヴォイやドーチェスターから、東京のシャングリ・ラやリッツ・カールトンまで、世界中の最高級ホテルの壮麗なラウンジで演奏する日々を送っていました。それは、パフォーマンスとエネルギーに満ちた生活であり、細部にわたる完璧さが求められる日々でした。そんな演奏の合間の静かな時間に、私は一杯のシンプルなお茶の中に自分自身の「プレリュード」を見出しました。それは私にとっての儀式となり、自分自身を落ち着かせ、心をクリアにし、そして異なる種類の芸術性を味わうための大切な時間となりました。しかし、この個人的な情熱が共通の夢へと変わったのは、私の故郷であるカナダで妻・実咲季と出会ったことがきっかけでした。

私たちは恋に落ち、彼女の故郷である日本へと旅立ち、やがて日本の歴史と文化の中心地、京都に居を構えることとなりました。ここで、私の音楽と、彼女のお茶への愛、日本文化、デザインへの深い想いが自然と結びつき始めました。

私たちは日々、小さな家族経営の茶畑を訪ね、茶農家の方々の話に耳を傾け、その土地ならではの独特の精神を宿したお茶を味わいました。

そして、私たちの決断は明確になりました。この日本の素晴らしい文化であるお茶を起点に、しかし最初から世界を見据えたビジョンを持って、ここ京都で私たちの夢を形にしようと。

 

創設者に会う

パーク オースティン ナッシュ

Prelude Teaの共同創設者であり「作曲家」でもあるオースティンの味覚と音楽的才能は、私たちのユニークなペアリングの原動力となっています。世界で最もハイクオリティが求められる環境で、長年パフォーマーとして活躍してきた経験から、彼は品質と雰囲気に対する独自の洞察力を培ってきました。彼はそれぞれのお茶にまつわる物語と個性を自ら選び、それに合わせたオリジナル音楽を作曲することで、私たちのブランドを象徴する多感覚体験を生み出しています。

パーク 実咲季

ブランドの「目」であり「心」でもあるミサキは、あらゆる細部にわたり、日本の文化への深い敬意と、正確かつ丁寧な配慮が行き届くよう努めています。イラストレーター兼デザイナーとして、彼女は私たちのビジュアルアイデンティティを築き上げています。看護師としての専門的な経験から、彼女は深いウェルネスの感覚と、細部への徹底した注意を私たちの業務にもたらしています。彼女は仕入れの全てを統括し、生産者の方々と個人的かつ長期的な関係を築き、私たちが提供するすべてのものの信頼性を確かなものにしています。